【モバイルプリンスのファーウェイ王国ブロガーズミーティング】HUAWEI P9とHUAWEI MateBookの魅力が詰まったディスカッションをレポート #HWJTT2016

モバイルプリンス(左)と長田 卓也氏(右)
モバイルプリンス(左)と長田 卓也氏(右)

HUAWEIはSIMフリースマートフォン販売台数4ヵ月連続No.1を獲得したことを記念して、モバイルプリンスのファーウェイ王国ブロガーズミーティングを開催しています。東京会場に参加してきたので、まず1本目にパネルディスカッションのレポートをお届けします。

モデレーターはモバイルプリンスこと島袋 コウ氏。沖縄を拠点にライターやラジオパーソナリティーとして活動されています。ゲストはAndroid総合情報サイト GAPSIS 編集長の長田 卓也氏。スピーカーはファーウェイ・ジャパンの須藤 孝夫氏です。

HUAWEI紹介

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スマートフォンの出荷台数ランキング(2015年)で、HUAWEIは3位にランクイン。フィーチューン誌などの企業格付けで上位に入っており、すごい勢いで成長しているメーカーであることを強調していました。

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エントリーユーザー向けのG&Yや学生や新社会人をターゲットにしたNovaなど幅広いユーザーに対応できるラインアップです。日本では上位モデルしか発売されていませんが、最近はハイエンドモデルに注力していて、案外日本市場との相性はいいかもしれませんね。

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2016年上半期の実績は前年比で41%上がりました。日本に限って言えば、SIMフリー市場活発化の波に乗って順調にシェアを伸ばしています。認知度もかなり上がってきたのではないでしょうか。

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HUAWEIの製品で最も知名度が高いというモバイルルーターは、なんと8年間も販売数1位を獲得。スマートフォンやタブレットといった主力製品でも販売数が上位を獲得しており、SIMフリー市場における存在感の大きさを誇示しています。

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フラッグシップモデルのHUAWEI P9をはじめ、大画面のAcend Mate7やGoogleのリファレンスモデルであるNexus 6Pなどを日本市場で展開しています。システムアップデートを見送られたHUAWEI GR5がセンターを陣取っていますが、最近発売されたhonor 8が見当たらないのが不思議です。

フラッグシップモデルのHUAWEI P9を紹介

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最大の特徴は何といってもダブルカメラです。ドイツのカメラメーカー「ライカ」と共同開発しており、ライカ基準の品質で撮影できるとのこと。6枚のレンズで構成されているカメラユニットをフラットに組み込むことでデザインを邪魔しません。

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ダブルカメラはモノクロセンサーでデティールを、RGBセンサーで色情報を取得して組み合わせます。カメラを2個搭載しているiPhone 7 PlusやLG V20などは倍率異なるカメラなので、カメラの個数は同じでも機能や用途は全く異なるというわけです。

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一般的なシングルセンサーのスマートフォンよりも鮮明にデティールを捉え、多くの光を取り込むことで美しい写真を撮影できます。実際の作例で”話題のスマホ”と比較してほしかったです。

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HiSilicon(前身はHUAWEIのASICデザインセンター)製のKirin 955は、HUAWEIスマートフォンに最適化されています。この中にダブルカメラ専用のISP(画像処理プロセッサ)が内包されており、シャッターを切ってから長くても1秒以内に処理を完了します。処理時間はユーザビリティに影響し、当たり前ですが早ければ快適です。

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被写体との距離を検出してピントを合わせるレーザーオートフォーカスに加え、深度フォーカスコントラストフォーカスにも対応。これらを組み合わせることで、様々な環境で高速で正確で安定したフォーカスを可能にしています。

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ライカクラシックカラーは標準・鮮明・ソフトから選ぶだけで簡単に雰囲気を変えられます。オシャレな写真をシェアしたいときに使えそうですね。

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ライカモノクロカラーはその名の通りモノクロの写真が撮影できるモードです。一般的なスマートフォンでもフィルター機能を使えば同様のことができますが、前述したようにHUAWEI P9はモノクロセンサーで撮影しているため、より鮮明で立体感が出ます。

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ワイドアパーチャは被写体が2m以内にあれば、絞り値を0.95~16の間で自由に変更できる機能です。リアルタイムプレビューに対応していますが、後から変更することも可能。一眼カメラで撮影したかのような被写体深度が浅い写真を撮影することもできます。

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メタルユニボディはフラッグシップにふさわしい質感で、エッジはダイヤモンドカットで仕上げるなど細部にもこだわっています。手になじむようなラウンドフォルムのホールド感は上々です。

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5.2インチにしてはコンパクトに仕上がっているのは狭額縁の恩恵です。超狭額縁というほどではないと思いますが。ディスプレイは公色域3D色調調整機能に対応しており、精細さと美しさを兼ね備えています。

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複数の搬送波を束ねることで高速化するキャリアアグリゲーションに対応。また、持つ位置によって電波感度が落ちないよう3つのアンテナを切り替えたり、電波強度だけでなく通信体験品質(Quality of Experience)を基準にアクセスポイントを自動選択することで、より快適な通信環境を実現しています。

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指紋の3D情報まで認識する第4世代のセンサーにより、スリープ状態から0.5秒以下で復帰できます。端末だけでなくmicroSDカードもロックして紛失時の情報漏洩を防止します。普通に持つと自然と指が触れる位置に指紋センサーがあるので、スライドの画像はありえない使い方です。

スマートさを追求したHUAWEI MateBookを紹介

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スマートフォンやウェアラブル端末で培った技術をノートPCに適用して、スマートライフの新たな時代を築くことを目標にしているとのこと。日本国内のベンダーのシェアが毎年減少している理由、すなわち欠点を探すことが重要になります。

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これらが今までのノートPCの短所として挙げられたものです。既に軽い製品やデザインが優れている製品は存在しています。しかしながら、軽くてスタイリッシュで長時間駆動で故障が少ないノートPCとなると、かなり少ないのではないでしょうか。

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スマートフォン開発で培った技術やノウハウを活かして作られたのが2in1 PCのHUAWEI MateBookです。よくよく考えてみると、2in1 PCはタブレットの延長にある製品で、スマートフォンなどのユーザーに求められることはスマートフォンと共通点が多いのかもしれません。

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本体はゴールド(白ベゼル)とグレー(黒ベゼル)の2色展開。別売で用意されているオプションのキーボードカバーはブラック・ブラウン・オレンジ・ベージュの計4色から選べます。

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12インチの高精細なディスプレイを搭載しています。画面占有率が高いのはHUAWEI製品全体の特徴で、もちろんHUAWEI MateBookも本体サイズは小さく画面は大きいです。ちなみに厚さは6.9mmで超薄型なので、モバイル用途にうってつけですね。

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大容量のバッテリーとHUAWEI独自の節電技術により、長時間の駆動を実現しています。ちなみに付属の充電ケーブルはとても小型で、万が一のときのために常備しても苦になりません。

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6.9mmの厚さでファンレスとなると排熱性能が気になるところ。熱伝導率が高い素材を層にして重ねることで、熱を徐々に逃がしていく構造になっています。他社の2in1 PCと比較しても約2.8℃低いとのことで、排熱はあまり心配しなくても良さそうですね。

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CPUはIntel Core mシリーズを採用。2in1 PCを代表する超薄型デバイス向けに開発されただけあって、消費電力の低さには定評があります。デスクトップPCの処理性能を発揮と謳っていますが、どう考えても同世代のデスクトップ向けプロセッサレベルのパフォーマンスは有していないでしょう。

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OSはもちろんWindows 10です。モバイル向けプロセッサでも十分快適に動作し、従来よりタッチパネルでの操作性が向上しているので、HUAWEI MateBookとの相性は良いと思います。

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ガラス製で滑らかな感触のタッチパッドは5点マルチタッチに対応しており、3本指や4本指のジェスチャーに独自の機能を持たせています。

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ケースカバーと一体型になっているキーボードは、薄型ながら1.5mmのキーストロークを確保しています。一般的なラップトップに近い感覚で使えそうです。

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普通に使っていて水がかかってしまう状況が思い浮かばなかったのですが、キーボードは防滴仕様ということで、多少安心感があるのかなと思います。

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2048段階感知できるデジタイザースタイラスとしてだけでなく、プレゼンテーションで活躍するレーザポインタ機能も搭載しているユニークなペンです。充電式かつ100時間連続使用できるのは地味に嬉しいポイント。

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画面に触れなくてもMatePenだけでページアップやページダウンといったスライド操作が完結します。よくプレゼンテーションをする人なら重宝すると思います。

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本体側面に指紋センサーを搭載した2in1 PCはHUAWEI MateBookが世界初となります。使い方はとても簡単で、あらかじめ登録しておいた指で触れるだけでスリープから復帰してロックが解除されます。まさにスマートフォンのロック解除と同様の手順で使えるのがウリです。

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USBポートはUSB Type-Cが1ポートのみとなっているため、充電しながら周辺機器を接続できなかったり、USB-A(いわゆる普通のUSB)が使えません。これでは何かと不便ですが、MateDockがあれば前述した不満点を解消できて、さらにLANケーブルを繋いだりや映像を出力することも可能です。

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左右に2個のスピーカーを搭載することでステレオ感が生まれます。また、音響技術のDolby Audioに対応しており、この軽薄なボディからは想像できないような大迫力のサウンドを楽しめます。

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HUAWEI MateBookを展示したMobile World Congress 2016では21の賞を受賞しました。同社初となるPCですが、高い評価を受けたことがわかります。

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ECサイト向けモデル、量販店向けモデル、法人向けモデルの市場想定売価は上記の通り。HUAWEI MateBookは2016年7月15日に国内でリリースされており、4ヶ月以上経った記事執筆現在の実売価格は少し下落しています。

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HUAWEI MateBookのアクセサリーラインアップです。キーボードとMatePenがあってこそ本領発揮できると思います。MateDockは同じような機能のサードパーティー製を使ってもいいかもしれませんが、デザインを重視するならやはり純正一択です。合計するとアクセサリーだけでも結構いいお値段になりますね。

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製品保証期間は1年間で、銀座のカスタマーサービスセンターでは原則即日かつ最短1時間で修理を受け付けています。保証期間を1年間延長し、落下による破損や水没による故障も保証してくれる安心保証サービスに有償(HUAWEI ONLINESTOREにてHZ-W09は税込 15,120円、HZW19は税込 24,842円)で加入できます。

ディスカッションまとめ

イベントに参加していない人やHUAWEI製品に詳しくない人にもわかりやすいように、詳しく振り返ってみました。メーカーのこだわりや推しポイントが見えてくると思います。最後にHUAWEI P9とHUAWEI MateBookについてまとめておきます。

HUAWEI P9

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HUAWEIのフラッグシップモデルで、ハイエンドSIMフリースマートフォンの有力候補です。比較的安価な価格設定ですが、指紋センサーやダブルカメラを搭載しており、コストパフォーマンスの高い機種となっています。セッションで詳しく触れていたように、ライカと共同開発したカメラは表現の幅を広げてくれるでしょう。

HUAWEI MateBook

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毎日PCを持ち歩く人には一度体験してほしい2in1 PCです。クリエイティブな用途やビジネス用途でも活躍してくれます。指紋センサーを搭載したり小型軽量化を追求するなど、スマートフォンメーカーならではのアプローチが魅力だと思いました。

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