モバイルプリンスのファーウェイ王国ブロガーズミーティング 東京会場にて、HUAWEI初のPCとなる「HUAWEI MateBook」を試しました。ディスカッションでアピールされていたポイントを中心に、率直な感想をレポートします。
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HUAWEI MateBook スペック
CPU | Intel Core m3-6Y30 / m5-6Y54 |
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RAM | 4 / 8GB |
ROM | 128 / 256 / 512GB M.2 SSD |
OS | Windows 10 Home / Pro 64bit |
ディスプレイ | 約12インチ(2160×1440) |
フロントカメラ | 約500万画素 |
バッテリー容量 | 2,800mAh |
サイズ | 高さ 約194.1 × 幅 約278.8 × 厚さ 約6.9mm |
重量 | 約640g |
カラー | ゴールド・グレー |
指紋認証センサー

右側面に指紋認証センサーを搭載しており、Windows Helloに対応しています。従来は、電源ボタン→「Ctrl+Alt+Delete」同時押し→指紋認証→ロック解除といった流れでしたが、MateBookはセンサーに触れるだけでスリープ状態から復帰してロックが解除されます。手順が簡略化され、スマートフォンと同様に使えるのが特徴です。
MatePen




MateBookとMatePenを組み合わせることで、2048段階の筆圧検知に対応します。画像編集やイラストを描くときに便利です。本体にページアップボタン・ページダウンボタン・レーザーポインタを備えているのもMatePenならでは。microUSBケーブルで充電できて、最大100時間連続使用できるのは良いと思いますが、MateBookとコネクタを統一してUSB Type-Cを採用してほしかったです。
ポートフォリオキーボード




ポートフォリオキーボードという名前の通り、書類を入れるポートフォリオケースのような外観でケースの役割も兼ねており、折り畳むとにスタンドになる仕様。残念なのは、このポートフォリオキーボード自体が結構重く、セットにすると1kgをオーバーしてしまうこと。軽さをウリにするならセットで1kgを切ってほしかったところです。


テキスト入力に必須と言っても過言ではないキーボード。マグネット式で直接本体と接続するので、キーボードのバッテリー切れや混線の心配は不要です。キーストロークは1.5mmで、このタイプのキーボードにしては健闘していますが、キー間のスペースが狭く、少し強めにタイピングするとたわむので、慣れるまでは打ちにくいと思います。トラックパッドは、普段使っているMacBookよりも抵抗があって指が滑りにくかったです。
MateDock


薄型なMateBookは、端子類がほとんどついていません。イヤホンジャック・UTB Type-C・キーボード用端子だけです。MateDockがあれば、USB-Aの周辺機器(USBメモリなど)を接続・モニターやプロジェクターへの映像出力・有線LAN接続ができるようになります。また、MateDockのレザーカバーにMatePenをさして持ち歩き出来るようになっているため、MatePenとセットで揃えておきたいですね。
まとめ
モデル:鳥羽 恒彰氏(トバログ管理人)
カジュアルなデザインとスマートフォンを軸に考えられた使い勝手は高評価です。そして、2in1 PCのMateBookはキーボードを取り外して液晶タブレットのようにして使うことができるのも魅力のひとつ。逆にこのような使い方をしないのであれば、素直にノートPCを購入したほうがいいと思ったのが正直な感想です。
快適に使うなら、オプション品のポートフォリオキーボード・MatePen・MateDockは揃えておきたいところですが、それぞれ約10,000円程度で割高感があります。前述したように、2in1の恩恵を受けられるような使い方をしないなら、軽量なノートPCを選択したほうがトータルコストを抑えられるかもしれません。
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