FREETELのブロガー向けイベントで、新製品のスマートフォン3機種に触れる機会がありました。短い時間でしたが、それぞれの特徴がわかったので、スペックとファーストインプレッション、そして最後にどんな人におすすめなのかをまとめます。
FREETEL KIWAMI 2
OS | Android 6.0 Marshmallow(Android 7.0 Nougatにアップデート予定) |
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SoC | MediaTek helio X20 MT6797 Deca-core (2.1~2.3GHz Dual-core+1.85GHz Quad-core+1.4GHz Quad-core) |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
ディスプレイ | 約5.7インチ WQHD(1440 × 2560) |
カメラ | リア:16MP フロント:8MP |
バッテリー容量 | 3,400mAh(交換不可) |
サイズ | 高さ 約157.2 × 幅 約77.5 × 厚さ 約7.2mm |
重量 | 約168g |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/ac/b/g/n(2.4GHZ&5GHz) |
Bluetooth | Version:4.1 High Speed Power class:class1 Profile:HSP/A2DP/AVRCP/HFP/HID/HDP/MAP/PAN/OPP/PBAP |
ネットワーク | 2G(GSM):850/900/1800/1900MHz 3G(WCDMA):Band 1/5/6/19/8 4G(FDD LTE):Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/28B |
カラー | メタルシルバー |
FREETELのフラッグシップモデルで、スペックが一番高いです。デザインはFREETEL REIとほぼ同じですが、サイズは一回り大きくなっています。ちなみにカラーはメタルシルバーのみ。
KIWAMI 2 pic.twitter.com/YevyR5kySi
— ぴっぴ (@ahn_gdg) 2016年12月15日
FREETEL REIはフルメタルボディにオリジナルのFREETEL UIを搭載するなど、ハードウェアとソフトウェアともに大きくチャレンジした機種でした。そのエッセンスを引き継ぎ、ブラッシュアップしてフラッグシップモデルに仕上げたのがFREETEL KIWAMI 2って感じです。
http://newstalker.net/review/7501/
イベントで実機をお借りしたので、詳しくレビューしました。全体的にもう一歩頑張って欲しい感はあります。現状だと、どうしてもミドルレンジの域を抜け出せないんですよね。価格的にこれくらいの性能でもいいと思うんですが、最近知名度が上がってきたので、そろそろ高級路線のハイエンドモデルを出してもいい頃かなと思います。
FREETEL RAIJIN
OS | Android 7.0 Nougat |
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SoC | MediaTek helio X10 MT6750T Octa-core (1.5GHz Quad-core+1.0GHz Quad-core) |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
ディスプレイ | 約5.5インチ FHD(1080 × 1920) |
カメラ | リア:16MP フロント:8MP |
バッテリー容量 | 5,000mAh(交換不可) |
サイズ | 高さ 約153.0 × 幅 約76.0 × 厚さ 約8.7mm |
重量 | 約183g |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n(2.4GHZ&5GHz) |
Bluetooth | Version:4.0 BLE対応 Power class:class1 Profile:HSP/A2DP/AVRCP/HFP/HID/HDP/MAP/PAN/OPP/PBAP |
ネットワーク | 2G(GSM):850/900/1800/1900MHz 3G(WCDMA):Band 1/5/6/19/8 4G(FDD LTE):Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/19 |
カラー | シルバー・マットブラック・マットネイビー |
特徴は何と言っても5,000mAhの大容量バッテリーです。スペックがそこまで高くないということもあり、かなり長持ちするのではないかと思います。現時点で最新のAndroid 7.0 Nougatが搭載されており、マルチウィンドウ機能を利用できるのもポイントです。
RAIJIN pic.twitter.com/2VD1qbHFJt
— ぴっぴ (@ahn_gdg) 2016年12月15日
持ってみると重厚感はありましたが、それでも5,000mAhという圧倒的なスタミナを考慮すると十分アリです。スマートフォンで長時間動画を見たいとか、Twitterをしたいといった声に応えてくれるモデルで、個人的に一番気になっています。発売が何回か延期されていますが、そろそろ本当に発売されそうな予感。
FREETEL Priori 4
OS | Android 6.0 Marshmallow(Android 7.0 Nougatにアップデート予定) |
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SoC | MediaTek helio MT6737 4GHz Quad-core |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
ディスプレイ | 約5.0インチ HD(720 × 1280) |
カメラ | リア:8MP フロント:5MP |
バッテリー容量 | 4,000mAh(交換不可) |
サイズ | 高さ 約144.8× 幅 約71.5 × 厚さ 約9.5mm |
重量 | 約167g |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n(2.4GHZ&5GHz) |
Bluetooth | Version:4.0 BLE対応 Power class:class1 Profile:HSP/A2DP/HFP/HID/MAP/PAN/OPP/PBAP |
ネットワーク | 2G(GSM):850/900/1800/1900MHz 3G(WCDMA):Band 1/5/6/19/8 4G(FDD LTE):Band 1/3/5/8/18/19/28B/41 |
カラー | マットブラック・シルバー・ブルー・ピンク・グリーン・パープル |
脱着式のバックカバーが全6色が付属しているので、色を変えて楽しめます。バッテリー容量は4,000mAhで、バッテリーライフをウリにしているFREETEL RAIJINに見劣りしない大容量となっています。
Priori 4 pic.twitter.com/Lx33CUR7KK
— ぴっぴ (@ahn_gdg) 2016年12月15日
エントリーモデルなのでスペックこそ低いものの、割り切った使い方をすればまぁまぁ使えそう。ゲームをしないサブ機としてや、本当に最低限のことしかしないユーザーの選択肢としてはなかなか良いのではないでしょうか。
まとめ:用途に合わせた選び方
今回ご紹介した3機種は、どのような使い方をする人に向いているのかをまとめておきます。数が増えてきたSIMフリースマートフォンの中で、自分にあった機種選びの参考になれば幸いです。
FREETEL KIWAMI 2
FREETELのフラッグシップモデルです。そこそこの性能と大きいディスプレイがほしい人向けだと思います。日常的に10万円前後のスマートフォンを使っているからか、ところどころ物足りなさを感じたものの、価格を考えると納得できる部分でもあります。カメラにこだわったりするなら、普通にハイエンドを選んだほうが幸せになれるかもしれません。
FREETEL RAIJIN
とにかくバッテリー容量がすごい! なんでもバリバリこなせる性能はありませんが、普通のことなら普通に快適なレベル。スペックはほどほどで、とにかく長時間使用にアプローチしている製品です。最近はビデオ・オン・デマンドが普及してきて、外でビデオを見る時間が増えているので意外と需要があると思います。
FREETEL Priori 4
FREETELが送り出すニュー・スタンダードスマートフォン。2万円を切る価格と付属のバックカバーはインパクトがありますね。軽く触ってみた感じだと、スマートフォンを使いこなしているユーザーには動作が緩慢でやや厳しいので、初心者やライトユーザー向けだと感じました。安くてカラフルでかわいいエントリーモデルです。