JIS配列のキーボードで日本語と英語を切り替えるには、半角(E)/全角(J)キーを使います。しかし、US配列のキーボードではこのキーがないため、言語切り替えのホットキーは「Alt+`」に割り当てられています。厳密にいうと言語を切り替えているのではなく、IMEのON/OFFです。すなわち、このホットキーがE/Jキーの役割を担っているのですが、押しにくい位置なので変更します。
UnixやLinuxでは「Ctrl+Space」が一般的なので、Windowsでも同様の操作で切り替えられるように設定を変更します。デフォルトのMicrosoft IMEと、人気が高いGoogle 日本語入力を例に手順を紹介します。
Microsoft IMEの設定方法
タスクバーのIMEアイコンを右クリック(タッチディスプレイはロングタップ)でプロパティ
「詳細設定」を開く
編集操作のキー設定の「変更」を開く
Ctrl+Spaceの「入力/変換済み文字なし」を選択して「変更」
「IME-オン/オフ」を選択して「OK」
Ctrl+SPACEがIME-オン/オフになっていることを確認して「OK」
編集操作がユーザー定義になっていれば設定が反映されているので「OK」で完了
Google 日本語入力の設定方法
Google 日本語入力を有効にした状態で、タスクバーのIMEアイコンを右クリック(タッチディスプレイはロングタップ)でプロパティ
キー設定の選択で「編集」
適当なところで右クリックして「エントリーを追加」
Ctrl+SpaceでIMEを無効化・有効化できるようにエントリーを追加して「OK」
キー設定の選択がカスタムになっていることを確認したら「OK」で完了
まとめ
今回は「Ctrl+Space」でIMEをON/OFFする手順をご紹介しましたが、もっと使いやすいキーがあればそれを設定してください。他によく使われているのは「Shift+Space」や「Ctrl+\」あたりでしょうか。USキーボードを使っている方はぜひ設定してみてください。