Androidのメイン機として愛用しているBlackberry PRIVがAndroid 6.0 Marshmallowにアップデートされました。ベータプログラム登録者には4月13日にベータ版が配信され、4月26日に正式配信が開始。早速インストールしたので、変更点と使用感を簡単にご紹介します。
主なアップデート内容
BlackBerry キーボード
予測入力と正確性が向上しました。さらに、Touch-Enable Keyboardによるカーソルの微細な操作や連絡先との統合による管理も可能になりました。未だに日本語入力に対応しておらず、普段は別のIMEを使っているためあまり恩恵を感じません。
BlackBerry Luncher
デフォルトのホーム画面を選択、アプリケーショングリッドで[最近使ったもの][個人用][仕事用]に並べ替えができるようになったとのこと。
バッテリー寿命の強化
スタンバイ時にスリープ機能が動作し、スタンバイ時のバッテリーの消費を抑えるようになりました。通常使用の中で一番効果が実感できる部分です。
BlackBerry カメラ
シャッター速度・ISO感度・EV補正・ホワイトバランス・フォーカスコントロールが可能になる手動(マニュアル)モードが追加されたとの記載がありますが、現時点では手動モードが見当たりません。手動モードが使えるようになったらBlackBerry PRIVの高性能なカメラを活用して凝った写真が撮影できそうです。
BlackBerry DTEK
アプリの権限を個別に制限できます。例えば、特定のアプリが連絡先にアクセスする権限を剥奪するといった感じです。また、通知機能も強化されており、設定した情報にアクセスした時に通知が受け取れるようになりました。セキュリティに注力しているBlackBerryらしいアップデートだとは思いますが、滅多に利用しない気がします。
使用感
アップデート後はかなり安定していて、バッテリー消費と発熱は抑制されたと感じます。メジャーアップデートによってOS自体の使い勝手はもちろん変わりましたが、それ以上にIMEやカメラなどツールとしての機能が強化されたことがポイントでしょう。前項で挙げた以外にも、機能向上やアプリの追加が含まれています。