今話題のiQOSと普通のたばこの違いは?注目されている理由と使用感に迫る

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有害性物質が少ないと謳う新しいたばこiQOSを購入しました。新しいものではなく、2015年9月から発売されています。2016年5月にバラエティ番組「アメトーーク!」で紹介されて認知度が急上昇。今や大人気商品で、どこに行っても品薄の状態です。今回は普通のたばことの違いと使用感をご紹介します。

iOQSの特徴

by PHILIP MORRIS

フィリップモリスが公開しているデータによると、iQOSは通常の紙巻たばこと比べて有害性成分を約90%もカット。たばこを燃焼させずに加熱することで、有害性成分が発生を大幅に低減できるようです。ちなみにiQOSの加熱は300℃以下、紙巻たばこの燃焼時の温度は最高900℃とその差は歴然です。

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使用中にフィルターを確認したところ、茶色くなっていませんでした。肺を黒くしたり、歯の黄ばみの原因となるタールはないみたいです。これがiQOSを使う最大の理由と言っても過言ではありません。

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使用後と使用前のHeatSticksの比較です。加熱により黒くなりましたが、燃えていないため長さは変わりません。火を使わず灰が出ないのは嬉しいポイントですね。

開封の儀

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購入したのは必要なものが一通り揃っているiQOSキット。初めてiQOSを持つならこのキットがおすすめです。

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内容物はユーザーガイド、iQOSホルダー、microUSBケーブル、iQOSポケットチャージャー、ACアダプタ、クリーニングキット、クリーニング用の綿棒です。

使用方法

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iQOSはヒートスティック(HeatSticks)と呼ばれる専用のたばこを使用します。普通のたばこより短いため箱もコンパクト。20本入りで、10本ごとに中ふた(銀紙)がついています。乾燥を防ぐためでしょうか。

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iQOSポケットチャージャーの銀色のボタン押して開き、iQOSホルダーを取り出します。LEDが緑色なら使用可能、赤色なら充電が必要です。

HeatStickを銀色のラインまで押し込みます。この時、まっすぐ差さなかったり、差してから回転させると中のブレードが損傷する可能性があるので注意してくださいね。ちなみに、ブレードは加熱する部分で壊れたら使えなくなります。

ボタンを長押しするとLEDが緑色で点滅します。この状態で20秒待って、点灯したら準備完了です。これで約6分間または14回吸引できます。LEDがオレンジ色に変わったら終わりが近い合図で、2回吸引または30秒で使えなくなります。LEDが消灯後に吸い殻を抜いてからiQOSポケットチャージャーで充電します。

iQOSポケットチャージャーでiOQSホルダーを充電するわけですが、もちろんiQOSポケットチャージャーの充電も必要になります。側面のインジゲーターでバッテリー残量を確認できますから、こまめにチェックするといいでしょう。

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20回使ったら自動加熱クリーニングが始まります。このほかに手動のクリーニングも必要です。ショップ店員によると、1日1回やった方が良いそうです。開けてロングブラシにiQOSホルダー本体、ショートブラシにiOQSホルダーキャップを差し込んで回すとカスが取れる仕組み。クリーニングフックはヒートスティックが詰まった時に押し出すための棒です。

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使い方やメンテナンス方法はユーザーガイドに詳しく書いてあります。ユーザーガイド自体が小さくて読みにくかったので、写真付きで簡単にまとめてみました。参考になれば幸いです。

味と使用感

燃焼していないので煙ではなく蒸気が出てきます。味は正直微妙ですね。レギュラーを吸っていますが、蒸したり焦がしたりしたような匂いが強い印象を受けました。メンソールはこの独特の匂いをある程度消してくれるので人気みたいですよ。最初はどのフレーバーを吸っても違和感を感じると思います。店員さんいわく、数日で慣れるとのことでした。

iQOSの使用感はなかなか良好です。充電の時間やメンテナンスの手間はありますが、それ以上にiQOSを使う恩恵の方が大きいと思います。使ってみて感じたメリットとデメリットをまとめました。

iQOSのメリット

  • 有害性物質と匂いが少ない
  • 煙で汚れにくい
  • 火を使わない
  • 灰が出ない

燃焼させないiQOSだからこそ実現できた部分が多く、紙巻たばこから切り替える理由としては十分ではないでしょうか。ただ1点忘れないでほしいのは、たばこだということ。煙っぽく蒸気が出ますし、少ないながらも有害性物質を含んでいます。吸うときは喫煙所で。

iQOSのデメリット

  • 連続で使えない
  • Marlboroしかない

1度使用すると6分間の充電が必要なので、連続使用はできません。銘柄は今のところMarlboro(レギュラー・バランスドレギュラー・メンソール・ミント)のみとなっています。iQOSはフィリップモリスの製品なので他社の銘柄は厳しいかもしれません。せめて同社が販売しているLARKとPARLLAMENTは出して欲しいところ。かなり売れているみたいなので、今後選択肢が増えるといいですね。

4,600円の割引使ってiQOSを安く手にいれよう

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iOQSの定価は9,980円(税抜き)です。記事執筆現在は割引キャンペーンでiQOS公式サイトにて会員登録すると4,600円OFFで購入できます。期間は2016年5月31日まで。1カートン分お得になりますね。店員さんにちらっと聞いた話では、キャンペーンを延長する可能性があるそうです。過去にiQOSセットと1カートンで9,980円のキャンペーンをやっていましたし、少し期待しても良さそうです。続報は公式の発表をチェックしてください。

全く新しいたばこ

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紙巻たばこでも葉巻でも電子タバコでもない新しい感覚でした。嗜好品として楽しむならやや不満点が残るところではありますが、それを帳消しにしてなお余りあるメリットがあります。iOQSストアで実際に体験できるので、興味がある方は足を運んでみてください。

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