XperiaアンバサダーミーティングでXperia X Performance (SH-04H)をお借りしました。すでに返却しましたが、約1ヶ月間使ってみて感じたことをまとめておきます。
Xperia X Performance SO-04H スペック
OS | Android 6.0 Marshmallow |
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SoC | Qualcomm Snapdragon 820 Quad-core(2.2GHz Dual-core + 1.6GHz Dual-core) |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
ディスプレイ | 約5.0インチ FHD(1920 × 1080) |
カメラ | リア:23MP フロント:13.2MP |
バッテリー容量 | 2,570mAh |
サイズ | 高さ 約144 × 幅 約71 × 厚さ 約8.6mm |
重量 | 約165g |
ファーストインプレッション
http://newstalker.net/review/5045/
初めて手に持ったファーストインプレッションは、とにかく持ちやすいということ。スマートフォンは毎日使うので、持ちやすさって結構重要ですよね。
カメラ性能
http://newstalker.net/review/5038/
ディズニーランドでの作例を紹介しました。拡大してみるとわかると思いますが、かなりきれいです。たくさん撮影すると、従来機種にあった撮影後のもたつきが軽減したことや、Hybrid AFによる高速オートフォーカスの差を実感することができました。
http://newstalker.net/review/5341/
アウトカメラよりも注目してほしいのが13.2MPのインカメラです。5.1MPのXperia Z5 Premiumと比較してみると、解像感が全く違って立体感があります。画素数の向上が根底にありますが、Muti-shot NRなどの技術の効果も大きいです。暗所で撮影してもノイズが少なくインカメラとは思えないほどきれいでした。
スモールアプリが消えた
スモールアプリが使えなくりました。僕はあまり使っていなかったので、あまり気になりませんが、中には愛用していた人もいるでしょう。使うか使わないかはユーザーが選択すれば良いと思うので、そもそも搭載されていないというのは少々残念に感じました。
4K動画は撮影不可に
従来は発熱の関係で、4K動画は数分しか撮影できませんでした。Xperia X Performanceは、放熱素材の追加や最新のSoCを採用したことに加え、メタルボディにより放熱性能が大幅に向上しています。しかし、プリインストールされているカメラアプリで4K動画は撮影できなくなりました。
普段ゲームをしない僕にとって放熱性能向上の恩恵は4K動画撮影時間が延びることですが、スモールアプリと同様に使う人が少ないから削られたのかもしれません。4Kはこれから盛り上がっていくと思うんですけどね。
FeliCaとNFCの位置が微妙
メタルボディの影響で、今まで背面にあったFeliCaとNFCが前面左上に移動しました。FeliCaマークのシールが貼ってあるところをタッチするのが確実ですが、ガジェットショットによると背面をタッチしても使える場合もあるとのことです。
家で音楽を聴くときに多用しているNFCでのペアリングは、前面しか反応しないので少し不便でした。慣れたら気にならなくなるのかもしれません。
メタルよりガラスが好き
メタルボディのメリットがよくわからなかったというのが正直な感想です。放熱性能が大幅に向上したにもかかわらず4K動画は撮影不可になり、FeliCaとNFCは使いにくい位置へ。挙げ句の果てには電波感度を高めるためのプラスチックパーツで外観を損なうという結果に。
新たなシリーズに突入し、デザインを一新したのは良かったと思いますが、僕はガラスの方が高級感があって好きです。デザインの好みは個人の主観なので、実機を見て判断してくださいね。
まとめ
カメラはα、オーディオはWALKMAN、液晶はBRABIAなど各分野で培われた技術が生きるオールマイティなスマートフォン。これはXperiaの強みで、平井社長が掲げる「One SONY」を実現しています。少し残念なのは全体的に無難に仕上がっていることですが、挑戦的な機種より無難にまとめた方が一般ユーザーには受けがいいのかもしれませんね。バランスが良く、使いやすいスマートフォンでした。
au Xperia X Performance SOV33
docomo Xperia X Performance SO-04H
SoftBank Xperia X Performance