【2016年のベストバイガジェット】革新を体感せよ!常識をぶち壊せ!フルモデルチェンジされた「MacBook Pro Late 2016 with Touch Bar」レビュー

今年のベストバイガジェット Advent Calendar 2016の22日目の記事です。

AppleのノートPCの最高峰「MacBook Pro」は、高解像度Retinaデイスプレイを搭載し、スロットローディング式SuperDriveを排除してから4年もの間、大きな変化はありませんでした。CPU更新やTaptic Engineのトラックパッドを搭載するなどのマイナーチェンジが繰り返されていました。

2016年10月、ついにフルモデルチェンジされた「MacBook Pro Late 2016 with Touch Bar」が発表されました。早速購入して、現在はメインノートPCとしてバリバリ使っているので、レビューしていきます。

スペック

MacBook Pro 13インチ Touch Bar搭載モデル スペック

CPU Intel Core i7-6567U
RAM LPDDR3-2133 16GB
ストレージ 512GB PCIeベースSSD
サイズ 幅 30.41 × 奥行き 21.24 × 高さ 1.49cm
重量 1.37kg
カラー シルバー / スペースグレイ
備考 Touch Bar・Touch ID・ハイダイナミックレンジステレオスピーカー

カスタマイズして、SSD容量以外は最上位にしました。本音を言うと15インチと同じクアッドコアのCore i7がいいし、RAMは32GBほしい。でもスペックで殴ってメインで使うのはデスプトップだから、ノートはこんなもんでいいかなって感じです。

MacBook Pro Late 2013と比較

MacBook Pro 13インチモデルのLate 2013とLate 2016の外観や性能を見ていきます。刷新されたデザインと思い切った仕様に注目です。

少し小さくなった
トラックパッドとキーサイズは大きくなった
少し薄くなった
13インチでもステレオスピーカーを搭載し、キーボードはシザー構造からバタフライ構造へ

MacBook Pro Late 2013

MacBook Pro Late 2016

購入時の価格

MacBook Pro Late 2013 ¥165,429(税別)
MacBook Pro Late 2016 ¥248,800(税別)

13インチのTouch Bar搭載モデルは、¥168,900 (税別)から。ええ、高いんですよ。最小構成でも高い。ベースの値段が上がったからカスタマイズしたらアホみたいに高い。新しくて面白ければコストパフォーマンスなんてどうでもいいやってスタンスなんですけど、これはさすが高いと思いました。それでも買うんですけどね。

Touch Barって実際どうなのよ

ひとまず使い勝手は置いておいて、「ここにescとファンクションキーがあるべきだ」という固定概念をぶち壊したのは、大いに評価したいところ。タッチパネルディスプレイを搭載したことで、アプリケーションに応じてファンクションボタンやスライダーを表示して、ワンタッチで操作できるのが特徴です。

これについては賛否両論あって、どちらの言い分もわかります。でも、ぶっちゃけTouch Barはあまり使ってないというか、そんなに使用頻度が高いものではないんですよ。基本的な操作はディスプレイ+キーボード+タッチパッドで完結していて、それを補助するだけですからね。

インパクトはあるけど、これが購入の決め手になるかと言われると微妙かもしれません。iPhoneの3D Touchのように、徐々に対応アプリが出てきて、今後便利になっていくと思います。現状で成功か失敗か判断するのは時期尚早なので、もう少し使い込んでから詳しく別記事でレビューしようと思います。

Touch IDはめちゃくちゃ便利

パスワード打つのって面倒じゃないですか。開いてタッチしたら使えるのはかなり便利です。iPhoneやiPadのTouch IDがそのまま入っているイメージでいいと思います。Apple Payと連動するところとか、機能的にも近い使い方ができます。

キーボードは想像以上に良いけど・・・

MacBookのバタフライ構造のキーボードを触ってみて、常用するのは厳しいかなというのが正直な感想でした。第2世代では構造を改良していて、フィーリングはかなり良くなっています。悪くないし、思っていたより良かったけど、Proを名乗るならもう少し頑張って欲しかった感はあります。

断捨離を極めたI/Oポート

今まではSDカードスロットやHDMI端子を搭載していましたが、USB Type-C(Thunderbolt 3)のみになりました。使い勝手が気になる部分だと思うので、少し詳しく見ていきます。

充電

左右どちらからでも充電できるので、ケーブルを取り回しやすいです。でもやっぱり、充電に最適化されているMagSafeのほうが使いやすい。利便性を優先すると、消え行く運命なんですね。

変換はスマートじゃない

USB Type-Cで直接つなげるケーブルやアクセサリーが結構出ています。例えばiPhoneを接続するとき、USB-C – Lightningケーブルを使えば変換する必要はありません。いずれスマートフォンもPCもUSB Type-Cになるんだし、周辺機器やケーブル類は買い替えておいて損はないと思います。

マウスのレシーバーを挿しっぱなしにできないなら、Bluetoothマウスを使う。今まで使っていたUSBメモリが直接挿せないなら、挿せるものを使う。どうしてもUSB Type-A使いたい時だけ変換すれば、USB Type-Cだけになっても困ることも煩わしいと感じることはありません。

小さくてリバーシブルで高速で、データの送受信だけでなく、充電や映像を出力することもできる多機能なポートです。全部USB Type-Cにしたのは少し早かったかもしれませんが、高性能を追求するProであるからこそ、中途半端にUSB Type-Aを残さなくてよかったと思います。

まとめ:Touch Barだけじゃない、むしろ他のところに注目

物理ファンクションキーが消えたからダメだとか、画面とTouch Barの視線移動で云々とか、批判的な意見をよくみるけど使ってみないとわからないじゃないですか。だから、まず買って使ってみようということで、購入に踏み切りました。結果、買ってよかったです。

個人的にはTouch BarやUSB Type-Cは結構どうでもよくて、それよりも小型軽量化とグラフィクス性能の向上が嬉しいポイントでした。Touch Barが気に入らないなら、Touch Bar非搭載モデルがありますし、USB Type-Cやバタフライ構造のキーボードが嫌なら、1世代前のMacBook Proという選択肢もあります。

コストパフォーマンスか、重量か、性能か。使い方によって重視する部分が変わってきます。MacBook Proはヘビーユーザーで、新しいテクノロジーを積極的に使ってみたい人におすすめです。ちょっと高いけど、その価値は十二分にあると思います。


次はkuropon.mobiの黒ぽんさん(@kuropon)です。モバイル関連はもちろん、PCやカメラまで幅広くレビューされているので、何になるのか想像がつきません。そういえば、フラワーエコーワンド DXのレビューもありましたね。黒ぽんさんのベストバイ、気になります!