ASUS ZenTour 年末年始大感謝祭!でモニター機として借りている「ZenFone 3」のカメラ性能に迫ります。まず最初にカメラの特徴、そして様々な環境で撮影した作例で実力を見ていきましょう。
カメラの特徴
スマートフォンとしては初となる、レーザーオートフォーカス・像面位相差オートフォーカス・コンティニュアスオートフォーカスの連携により、より高速でより正確にピントを合わせます。
写真撮影では4軸光学式手ぶれ補正(OIS)、動画撮影では3軸電子式手ぶれ補正(EIS)が効果を発揮します。iPhoneの手ぶれ補正より強力なんだとか。カメラにかなり注力していることがわかりますね。
カメラモード
4倍の解像度で撮影できる超解像度モードや、ジオラマのようになるミニチュアモードなど20ものカメラモードを搭載。作品としてこだわった1枚を撮ることも、エフェクトを駆使して楽しく撮ることもできます。
作例
ZenFone 3で撮影した作例を見ながら、カメラ性能を確認していきます。全てオートモードで撮影しました。クリックまたはタップで拡大します。
明所
公園の池は、反射した木々やさざなみまで細かく描写しています。接写したハイビスカスは、背景がボケていていい感じ。発色もきれいですね。
暗所
夜に撮影したイルミネーションは、シャープさはなくてボヤッとした仕上がりです。光量が足りていないこともあり、少しノイジーな感じに。暗所に強いとは言えませんが、まぁ普通はこんなもんでしょう。
食べ物
沖縄珍味3種盛りの中で注目してほしいのは海ぶどう。ツヤっとしていて、深みのある緑が美しい。食べたい。炙りしめ鯖は少し暗めの店内だったけど、ブレずに撮れています。
新鮮でジューシーでめちゃくちゃ美味しいラム肉。表面の質感をしっかり捉えていますね。赤の発色も良くて、美味しそうに撮れていると思います。飯テロカメラとしても十分活躍してくれそう!
まとめ:写り以外の部分に不満あり
写りは決して悪くないし、撮影モードがたくさんあるから遊べて楽しいです。もっと綺麗に撮れる機種もあるけど、価格を考えたら十分すぎるほどの性能だと思いました。
でも、1点だけどうしても受け入れらてないのがフォーカス音。恥ずかしいくらい音がでかくて、他のスマートフォンで撮影してしまうことがありました。普通は何台も持ってないから、ぜひ改善してほしいところです。