CHOETECより、USB 3.1 Type-C to HDMIケーブルを提供していただきました。USB Type-CからHDMIで映像出力できるケーブルですが、ちょっとややこしいのはUSB 3.1のAlternate Modeに対応している機器でしか使えないということ。ここだけ注意して、対応している機器で使えばすごく便利な製品です。早速レビューしていきます。
中身はケーブル・サポートについて書かれた紙(英語)・ケーブルバンドです。日本語表記のマニュアル的なものを入れておいてほしかったです。
コネクタは金メッキが施されています。HDMI側はちょっと大きいので、干渉してしまうかもしれません。ケーブルは結構太めで取り回しにくいと感じました。
付属のケーブルバンドを使ってまとめてみたところ。コンパクトになってバラつかないので、持ち運びに便利。接続して余ってしまった部分をまとめておくなんて使い方もできます。
PCで使う
今まではHDMIから4Kディスプレイに出力していたIntel NUC6i7KYK Skull CanyonのUSB Type-Cポートに接続してみました。
特に何も設定することもなく、あっさり映像と音声が出力されました。リフレッシュレートは最大30ヘルツまでなので、60ヘルツで使いたい人にはおすすめできません。
MacBook Pro Late 2016でも4Kで映像出力できることを確認しました。最近はUSB Type-Cしかない薄型のPCが増えてきて、直接接続できるケーブルを求めていた人も多いのではないでしょうか。変換アダプターよりスマートでいいですね。
スマートフォンで使う
Windows 10 MobileのLumia 950 XLを接続してみたところ、Continuumが起動しました。有線でContinuumを利用できる機種は少ないですが、有線ドッグが高価でなかなか手が出せなかった人におすすめです。対応機種を持っていないため未確認ですが、AndroidでもUSB 3.1であれば規格上使えるはず。
今後活躍するシーンが増えそう
小型高性能化が進む中で、従来規格のUSBからUSB Type-Cへ移行していくことは確実です。対応機器をあまり持っていないから変換ケーブルでいいやと思う人もいるかもしれませんが、今後のことを考えるとストレートに接続できるケーブルを買っておく方がいいと思います。
まとめ:希少な製品
2016年に購入したデスクトップPCもノートPCもスマートフォンもUSB Type-Cを搭載していたので、ちょうどUSB Type-C to HDMIケーブルを探していました。しかし、変換アダプターやHDMIポートを搭載したハブがほとんどで、なかなかいいものがありませんでした。現状このような製品は数が少なく、中でもCHOETECのケーブルは安価なのでおすすめですよ。