SONY BRAVIA KJ-55X9350Dを衝動買い!やっぱり4K HDRはヤバかった

今年のベストバイガジェット Advent Calendar 2017の22日目の記事です。

2017年6月に引っ越してダイニングという空間を獲得したので、新しいテレビを買いました。以前使っていたLGの4Kテレビめっちゃよかったんだけど、実際もっと高いやつってどうなの?もっとええんちゃうの?と思って物色した結果、BRAVIAを購入した次第です。

4K HDR対応テレビが欲しかった

55インチ 4K HDR対応の「KJ-55X9350D」を購入しました。4K(Ultra HD)はFull HDの4倍の解像度で、PCモニターやテレビではスタンダードになりつつある規格です。最近では4Kの4倍に相当する8Kに対応した製品が出てきています。

4K HDR出力できるPS4 Pro買ったし、Netflixやプライム・ビデオで配信開始された4K HDRコンテンツを楽しむためにも4K HDRテレビは買わざるを得なかったわけです。

実は地上波デジタル放送を全く見ないのでPCモニターにしようか悩みましたが、単体でVOD使いたかったのと、購入時は4K HDRモニターがほぼなかったのでテレビを買いました。

そうそう、BRAVIAを選んだ理由は単純にSONYが好きだから。あとはAndroid TVを使ってみたかったのと、音と映像の技術には定評があるので。

本体内蔵スピーカーの音は結構良いけど・・・

左右のハイレゾ対応磁性流体スピーカーが目を引くデザインです。当たり前ですが、そこらの薄っぺらいテレビよりはいい音鳴らします。高音と中音は十分ですが、低音は正直物足りない。というわけでサブウーファーを追加購入しました。

せっかくなのでBRAVIA専用のワイヤレスサブウーファー「SWF-BR100」をチョイス。無線なので配線がシンプルで置き場所も限定されなくてとてもよい。やっぱりウーファーがあると全然違いますよ。部屋が震えるほど低音ズンズンきます。

バラエティー番組とかは違いがわかりづらいけど、映画や低音成分多めの曲だと効果覿面。最大出力100Wの威力を体感できます。BRAVIAユーザーならマストバイなアイテムですが、もう生産完了していて新品は入手困難なのが残念。

BRAVIA Linkが便利

SONY製品との親和性が高く、BRAVIA Linkで連携できます。SONY大好きマンなので、かなり恩恵を受けている機能です。BRABIAから操作や電源の連動などができる他、対応機器をシームレスにコネクトできます。

例えばPS3やPS4を直接操作したり、カメラから直接写真を映すなんてことができちゃいます。PS3をBD再生用に使っているのですが、いちいちコントローラー出さなくていいので地味に便利。

Android TVはまだ発展途上

OSはAndroid TVです。スマートフォンのそれとは違って、UIがテレビに最適化されています。NetflixやYouTubeなどのアプリが利用できたり、Google Playストアからゲームなどを追加することも可能。

随所から醸し出されるAndroid感がオタクにはたまりません。ちゃんとイースターエッグのゲームもプレイできます。継続的にアップデートされるかは少し心配なところ。まぁでも3年くらいで買い替えそうなので、あまり気にしてませんが。

動作はちょっともっさりしていて期待はずれ。これはOSというよりもSoCの性能不足な気がします。決して安い製品ではないので、もっと高性能なチップセットを積んで欲しかった感は否めません。

一昔前のスマートフォンでよくあった、アプリケーションが応答しなかったり問題が発生するやつ。たまに起きます。再起動しないと極端に動作が遅くなることもあるので、もう少し安定してくれると嬉しいです。

リモコンがダメ

付属の赤外線方式リモコンは、しっかり受光部に向けないと反応しなくてストレスが溜まります。一応スマートフォンをリモコンとして使うことで解決できなくもないですが、純正リモコンがしょぼいのはどうなのよって思いました。

以前使っていたLGのマジックリモコンの方が操作性は圧倒的に上。ホイールでスクロールできるし、Bluetooth接続でWiiリモコンみたいに使えるので、文字入力や多機能のOSを操作するには都合がいいのです。


そもそも普通のリモコンでAndroidを操作するのはナンセンス。何回ボタンを連打させるんだって話です。結局、光学式ポインティングデバイス付きのBluetoothキーボードを接続して使ってます。

高かったけど良い買い物だった

引っ越しを機に43インチ 4Kから55インチ 4K HDRに買い替えました。やっぱりHDRに対応しているとメリハリがあっていいです。ダメなところもありましたが、工夫次第である程度カバーできるのはAndroidならではといったところでしょうか。

映像と音は色んな技術でいい感じにしてくれて素晴らしいです。写真ではお伝えできないので、気になったら店頭で確認してみてください。僕はただ見に行っただけなのに、なぜか買っていたのでお気をつけください。

実は今回レビューしたのは2016年モデルで、すでに生産完了してます。高画質&高音質シリーズで後継の2017年モデルが出ています。一人暮らしや賃貸に住んでいて、ホームシアターとまではいかないけどちょっと音にこだわりたい人におすすめですよ。

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